1歳から小学校に上がるくらいまでの子供って、よくケンカしますよね。もちろん、小学校に入ってからもケンカはしますが、質が違うといいますか(;’∀’)
うちの子どもたちが、長女が4歳、長男が2歳のときは、寄ればケンカ触ればケンカ、ちょっと仲良く遊んだと思えばケンカでした。
その時に勉強したことを記事にしてあったので、以下に掲載します。【長女4歳、長男2歳、次女0歳の時】
私はケンカのたびに仲裁に入り、
ケンカはいけないと説明し、
泣いている方をなぐさめ、
「もう、なんでこんなにケンカばかりなの!?」
とイライラの毎日でした。
ときには、ケンカが繰り返されると、仲裁に入ることすらせず、
「なんでケンカするの!!<(`^´)>」
と怒鳴ってしまうことも。
ケンカの仲裁に入るのは、私にとってはとても億劫なものでした。
なぜかというと、
状況をしっかり確認した上で、
どちらが悪いかはっきりさせ、
悪い方に謝らせなければならない、
と気負っていたからです。
なぜケンカが悪いのか。
どうすれば仲良く遊べるのか。
子供でも説明すればわかるから、
ちゃんとした説明をしなきゃ!
そう思っていました。
でもそうなると、
ケンカが起こるたびに頭がフル回転。
「あーもう面倒だからケンカするんじゃないっ!!」
という心境になります。
そこで、『すくすく子育て』を見て勉強。
井桁容子先生によると、
「ケンカは子どもが相手との気持ちの違いを知るチャンス」
とのこと。
大人は、つい加害者と被害者を決めようとしてしまいますよね。でも、裁く必要はなく、「相手と気持ちにズレがあったのだ」ということを学ぶ機会にしてあげると良いそうです。
具体的には、
①子どもたちが争っているときは、まずは様子を見る。
②どちらかが頭や顔に手を出しそうになるなど、危ない場面になったら間に入る。
③「○○くんは、こうしたかったんだよね」
「○○ちゃんは、これが嫌だったんだよね」
等、子どもの気持ちを言葉にしてあげる。
それだけでも、子どもは気持ちが収まるそうです。
確かに大人でも、自分の思いが言葉にならないとき、誰かが言葉にしてくれたときに、気持ちが収まることってありますよね。
「そうそう、それが言いたかったの!」
という感じに。
子どもは、語彙も少ないし、自分の思いがうまく言葉にできません。それを言葉にしてあげるだけでも、気持ちが落ち着くのでしょうね。
うちでは、まずは私が気負いすぎないようにしました。
今までは、ケンカの声が聞こえたら、
すかさず飛んで行って仲裁に入りましたが、
近くで見ていて手が出るまで待つようにしました。
すると不思議なことに、
手が出る前にケンカが収束することが多いことに気づいたのです。
な~んだ、今までいらぬ苦労をしていたのか、
と心が軽くなりました(笑)
それでも、やはり手がでるケンカになることもあります。
2歳長男が先に手を出すことが多いです。
そんなときは、今までは、
2歳長男に手を出してはいけないことを叱り、
何があっても暴力はいけないことを説明していました。
今でもついつい、まずは、
叩いては絶対ダメ!というところから叱ってしまいますが、
できるだけ、2歳長男が叩いた理由を、
私が言葉にするように努めました。
すると、今まではむすっとして、さらに叩こうとしたり、
泣いて話を聞けない状態になっていたのですが、
私が言葉にできたときは、それはなくなりました。
「そうだよ、だから長女が悪い」
という風に持っていくようになってしまいましたが(^^;
これは、今までの私の対応がこうだったからなんですが。
反省です(^^;
子どもの気持ちを代弁するようになって、再び二人で遊ぶまでの時間が短くなりました。
ただ、こういう対応を始めてから、
今度は4歳長女が「納得いかない!」
という態度になることがあります。
こちらは私の今後の課題ですね。
★今回のポイント★
・ケンカは相手との気持ちの違いを知るチャンス
・「善悪」を決めない
・子供の気持ちを代弁してあげる
当時はこんな感じでしたが、長女小3、長男小1の現在は、長女と長男でケンカすることはあまりなく、小1長男と年中次女とのケンカが耐えなくなりました(笑)
上記の4歳長女の「納得いかない!」という態度は、その後は気になることはありませんでしたね、そういえば。
今では、「こんなこともあったなぁ」と懐かしく感じます(*^_^*) だから、今大変なあなたも、いずれは「あの頃が懐かしい」と思える日が来ますよ、絶対に!(*’ω’*)
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