こんにちは、あおいわしです🐟
あなたは怒りの感情に任せて行動し、失敗した経験はありますか?
姑への怒り、旦那への怒り、職場の同僚への怒り、そして、自分自身への怒り……。
「怒りの感情さえ感じなければ、私の人生はもっと楽なのに…」
私はこのように感じていた時期がありました。
怒りを感じないということは、残りは喜・哀・楽。「哀」も感じるのは嫌だけど、「怒」さえなければ、人間関係でギクシャクすることはなくなるのに…。怒りの感情さえコントロールできれば、人生どうにかなる!
そんな風に思っていたんですね。
でも、怒りの感情はとても大切な感情だということを、この本が教えてくれました。
10年以上前に書かれた本ですが、私はこの本を読んでから、怒りのコントロールがだんだんに上手になってきて、人間関係の悩みがほとんどないと言って良いほどになりました。
私がこの本から学んだのは、主に以下の3つです。
「怒り」は自分を守るための大切な感情
たとえば、毎日同僚の仕事を回され、残業させられ、仕事が遅いと怒られたとします。普通はここで怒りの感情が湧きます。
「どうして私ばかりが同僚の尻ぬぐいをしなきゃいけないの!?」
「どうして毎日残業しなきゃいけないの!?」
「仕事が遅いって言ったって、キャパシティーオーバーなんだけど!そもそもできるわけないじゃん!」
こんな感じでしょうか。
しかし、もしも怒りを感じない場合、同僚の尻ぬぐいをさせられ、残業したにも関わらず仕事が遅いと怒られても、「こんな仕事やっていられません!」と抗議することはないでしょう。そのまま激務の仕事をこなし、気づいたら疲弊して仕事ができない体に…。
なんてことになりかねません。
怒りの感情は、「自分が大切に扱われていない」と判断したときに現れます。怒りの感情があるから、自分にとって良くない環境から脱することができるんですね。
相手の「怒り」は相手の責任
怒っている上司を見ると、「私、何か悪いことしちゃったかな(><)」と焦ってしまう方は多いと思います。
私も、誰かが怒っていると、まったく関係のない人でも「私のせい…?」なんて感じて嫌な気分になっていました。
でも、上司が怒っているのは、「上司が怒りたいから」なんですね。上司はいろんな選択肢の中から「怒る」という感情を選択し、それを実行しているのです。
仮に、すっごく機嫌が良い人を怒らせてみようとしても、なかなか難しいと思います。身内が亡くなって悲しんでいる人を笑わせることも難しいでしょう。
人間は、他人の感情を操ることはできません。
仮に、「あなたが私を怒らせたのよ!」と言われたとしても、あなたが怒らせたわけではないんです。あなたの言動を見て、相手が「怒る」という選択をしたに過ぎません。
これが腑に落ちると、人間関係がかなり楽になります(*’ω’*)
「怒り」は自分自身をより深く知るためのツール
怒りを感じるということは、自分にとって何かしら「思うところ」があるものです。
私は、例えば「新しいドラマを知らないなんて、遅れてるわね~。女としてはチェックしておくべきでしょう!」と言われたところで、まったく何とも思いません。遅れていようが、女として終わっていようが、私は気にならないのです。
しかし、この言葉にカチンとくる人もいるでしょう。その人は、「私は流行に乗れている」と自負しているのかもしれませんし、「女として完璧」と思っているのかもしれません。「ドラマは私に任せて!」というくらいドラマが好きなのに、たまたま知らないドラマだったがためにバカにされて、怒りの感情が出てきたのかもしれません。
怒りを感じたとき、あとで冷静になって振り返ってみると、「図星をつかれたから嫌だったんだ」「気にしていることを指摘されたからイラっとしたんだ」等、何かしら思うところがあるでしょう。普段は気にも留めていない自分の一面が、怒りという感情を感じたことで、自分の意識に上ってくるのです。
怒りを感じたときに「私は今、なぜ怒りを感じたのだろうか?」と自分に問い続けることで、自分自身をより深く知る機会になります。
私はこの本に出合ってから、劇的に人生が向上しました。イライラ・ビクビクする機会が減り、安心・安全な日常生活を送れるようになっています。感情のコントロールが難しいと感じている方は、ぜひ一度読んでみることをオススメします!
電子書籍で購入すると、今すぐ読み始めることができるのでオススメですよ(*’ω’*)