大地立つスピリチュアル

嫌な出来事のスピリチュアル的な意味!幸せになるために起きている

嫌な出来事は幸せになるため|あおいわし

先日、とても心をかき乱される出来事がありました。生きていれば、嫌な出来事はたくさん起こりますよね。その「嫌な出来事」、実は、あなたが幸せになるために起きているって知ってましたか?

嫌な出来事は起きないに越したことはない。

確かにそうかもしれません。しかし考えてみてください。事件や問題が起こらない漫画やアニメって、面白いですか?

まぁ、面白い作品もあるかもしれませんが……。事件や問題が起こって、それを主人公たちが解決し、成長していくのが、漫画やアニメの面白いところですよね。

現実世界も同じです。事件や問題が起こるから面白い。事件や問題が起こるからこそ、考えたり行動を変えたりし、人間として成長していけます。もちろん、本を読むことでも成長できるかもしれませんが、私の経験上、体験ほどの効果はないように思います。まさに「百聞は一見に如かず」です。

今回は、「固定観念を手放せば幸せになれる」ということを、順を追ってお話したいと思います(*^_^*)

嫌な出来事は固定観念のせい!?

では、嫌な出来事と固定観念を手放すことは、どう関係しているのでしょうか?実は、嫌な出来事というのは、固定観念が作り出していると言っても過言ではないのです。

私の例を挙げますと――

私は「相手に迷惑をかけてはいけない」という固定観念がありました。迷惑の幅もいろいろあると思いますが、たとえば「おごってもらう」ことも、私は罪深いことと認識していました。なので、おごってもらえる場面になるのが、すごく嫌なのです。多くの人は「おごってもらうのはうれしいこと」と認識していると思いますが、私にとっては苦痛以外の何物でもありませんでした。おごってもらうという出来事は、私にとっては嫌な出来事だったのです。だから、おごる、おごられる、ということが起こりそうな食事会には、極力参加しませんでした。

私が、「おごってもらうのは悪いこと」という固定観念がなければ、楽しく食事に行けるし、おごってもらえて嬉しい♪という気分になれたでしょう。

固定観念を手放すとどうなるの?

では、固定観念を手放すと、どういうメリットがあるのでしょうか。上記の私の例を見てみましょう。

私は仕事の付き合いで場数を踏んで(笑)、「おごってもらうのは、そんなに悪いことじゃないのかもしれない…?」という認識に、少しずつ変わってきました。おごってもらうことを何度か繰り返し、「感謝し、お礼を述べ、次の機会におごってあげれば良いのか」と認識を改めました。それからは、少し申し訳ないなぁという気持ちは持ちながらも、「嫌な出来事」とまでは認識しなくなりました。

あなたはもしかしたら、私が出した結論に対し「当たり前じゃん、おごってもらったらおごってあげて、持ちつ持たれつやっていくのが人間でしょ!?」と思ったかもしれません。

ですが、私はその感覚がありませんでした。他者から見ると「何を悩んでいるの?」というようなことで悩んでいる人もいるのです。逆に言えば、あなたが悩んでいること、嫌だと思っていることも、他者にとっては解決するのは簡単なことかもしれません。

固定観念を手放すことで、嫌だと思っていたことが嫌ではなくなる可能性があります。

固定観念の手放し方

では、固定観念を手放すにはどうしたら良いでしょうか。以下に、私がいつもやっている方法をご紹介します。参考にしていただけると幸いです(*’ω’*)

「他人は自分を映し出す鏡である」と認識する

「相手はもう一人の自分、鏡に映った自分」というような話を聞いたことはありませんか?他者の言動は、自分が意識していない、潜在意識の部分で思っていることである、という考えです。

子どもが小さいころ、お昼寝の寝かしつけのとき、一緒に私も寝ていたことがありました。私としては、子どもが寝てるんだから私も寝たって良いじゃん、と思っていたのですが、姑に「子どもが寝ている間に家事を済ませるのが普通」というようなことを言われました。そのときは、ムカムカ、イライラと嫌な気持ちで過ごしましたが、今考えると、「それも一理あるな」と感じています。そのときムカムカしたのは、「私は昼寝しちゃって本当に良いんだろうか?本当はほかにやることがあるんじゃないか?家事を済ませてしまったほうが良いのでは…?」という考えが、心の奥底にはあったからなのです。だって、心の底から「別に寝てもいいじゃん?」って思っていたら、何を言われても気になりませんよね?

以前、子どもたちが『おそ松さん』というアニメにハマった時期がありました。おそ松さんの台詞で「働いたら負け」というのがあるのですが、子どもたちが「働いたら負けなんだって。ママは働いてるから負けだね~!」なんて言われたことがあります。でも、「働いたら負け」なんてみじんも思っていない私は、「なんじゃそりゃ?」と笑って聞いていました。これがもし、本当に心のどこかで「働いたら負け」と思っていたり、もしくは子どもに見下されたくない、子どもにすら「勝ちたい」と思っているような人だったら、「働いたら負け」もしくは「負け」という言葉に反応して、怒りの感情が湧いたのではないでしょうか。

話している相手の言動で、自分が少しでも違和感や、怒りを感じたものがあったら、それをしっかり覚えておきましょう。その違和感や怒りの感情は、あなたの固定観念を探り出す手がかりになります。

相手の言動から自分の固定観念を探り出す

相手の言動から、違和感や怒りを感じたものがあったら、「なぜ、その言動に怒りを感じたのだろうか?」と理由を考えます。怒りや違和感を感じた理由が分かれば、固定観念にも見当がつくはずです。

ちなみに、私が先日経験した「嫌な出来事」はこんな感じです。

出来事

職場の人に、LINEで事務連絡をしたら、電話がかかってきた。その時に私は嫌な気分になった。

 

なぜ嫌な気分になった?

「常識」にうるさい人であり、事務連絡は電話ですべきだったかも?と考えた。

あとで他人に私のことを「非常識な人だ」と吹聴して回るだろうことが予想された。

ここで、「あぁ失敗。今度はちゃんとしよう」と思えれば良いのですが、私はここで引きずってしまうんですね。

そこから見えてきた私の固定観念は、こんな感じでした。

・他人に迷惑をかけてはいけない

・相手を怒らせてはいけない

・相手に嫌な思いをさせてはいけない

・ルールを破ってはいけない

・常識的な行動をしなければならない

・非常識な人だと思われることをしてはいけない

さらに「誰からも良い人と思われたい」という、私の願望が見えてきました。自分が少しでも悪者になるのが嫌なんですね。

逆の観念を考えてみる

上記の例から、逆の観念を考えてみます。私の場合は、「言い訳」も考えると気持ちが落ち着くので、そうしています(笑)

・他人に迷惑をかけても良い

→だって、誰にも迷惑をかけないなんて無理だよ。どうしても迷惑をかけたくないなら、山奥で自給自足の生活をするしかないでしょ?人間、持ちつ持たれつ。迷惑をかけ、かけられ、助け合いながら生きていくのが人間でしょ?迷惑をかけたら「ごめんね」、いろいろやってもらったら「ありがとう」をすれば良いのでは?

 

・相手を怒らせても良い

・相手に嫌な思いをさせても良い

→怒る・怒らないの選択の自由が、相手にもある。相手の固定観念によって怒るポイントは違うわけだから、私がいくら「相手を怒らせないように」と気を使ったところで無駄というものでしょう。

 

・ルールを破っても良い

→そもそもそのルールは、誰が決めたもの?もちろん法律は守らなきゃいけないけど、ルール違反をして平気な人って、意外と多いよね。そこまでガチガチにルールに縛られなくても良いのでは?

 

・非常識な行動をしても良い

・非常識な人だと思われても良い

→そもそも「常識」って何?人によって違うよね?「私の常識は、誰かの非常識」って誰かが言ってたけど…。「どんな決まりでも守らなきゃ」というのは常識と思っていたけど、「時間くらいルーズでも良いよね?」という人けっこういるよね?ビジネスマナーだって、ところ変わればって感じだし。非常識だと恥ずかしいと思ってたけど、そもそも常識と非常識の境が人それぞれだから、あまりにも外れてなければ良いんじゃなかろうか……?

そして、「誰からも良い人と思われたい」という私の願望は、

「んなこと、そもそもできるわけないッス(*´Д`)」

という結論に達しました。

「それも良いね」と言ってみる

最後は、先ほど出した「逆の観念」を「それも良いね」と認めてみてください。

「他人に迷惑をかけたって良いじゃない、人間だもの」「相手を怒らせたって良いじゃない、人間だもの」というように、口に出してみましょう。心から思えなくても大丈夫です。口に出すだけでも効果があります。

私も、すぐには自分とは逆の観念を認めることができませんでした。「だって、人に迷惑かけたらダメじゃん。迷惑かけないに越したことはないじゃん!」ってね(笑) しばらくそんな感じでしたし、今でもやっぱり「できれば他人に迷惑かけたくないなぁ」とは思っています。でも、少しずつ、少しずつ、「まぁいいか」という感覚も出てきました。

長年抱えてきた固定観念です。一瞬で変えることは難しいでしょう。でも、これを続けることで、気づいたときには「いつの間にか気にならなくなっていた」という状態になりますよ(*´ω`*)

焦らずじっくりいきましょう

以上、固定観念を手放す方法について書きました。

もう少し詳しく知りたい!というご意見がありましたので、続きの記事も書いてみました。よろしければご覧いただけると嬉しいです^_^

固定観念を手放す方法!気づくべき4つのこと 下記の記事にて、「嫌な出来事は固定観念が作り出している」ということ、「固定観念の探り方」「固定観念の手放し方」についてお話しました。 ...
ABOUT ME
あおいわし
旦那の実家の敷地内に家を建て、同居のような生活を送る三児のママです。心の葛藤→成長を繰り返し、今はいろいろありながらも、義両親とも仲良くやっています。この経験を活かし、今現在、嫁姑問題で悩んでいるお嫁さんのお手伝いをしたいと思い、ブログを書く日々です。