自分の子どももそうですが、よそのお子様を見ていてイラっとすること、ないですか?
私はしょっちゅうあります!(笑)
例えば、最近あったイラっとは、一人っ子が親におもちゃが欲しい!とねだり、親はそれを「仕方ないなぁ…」なんて言いながら買ってあげているシーンに出くわしました。
その子どもを見た時に、私はイラっとしたのですが、私がその時思ったのは「そんなに甘やかしたら、将来その子が困るのに……」ということでした。
でも、はたと冷静になって考えたんです。本当に、その子は将来困るのかな?と。
例えば、我慢するべきところで我慢をさせないと、我慢ができない子に育つ可能性はあります。だけど、逆に考えれば我慢をせずに自分の本当の気持ちを伝えて、取りこぼしなく幸せを掴める子になるのでは?とも考えたのです。
我慢ができなくてイライラする…という状況と、我慢しすぎてやりたいことができない……という状況と、果たしてどちらがその子にとって不幸なのか……?
それは、その子にしか分からないのです。
うちの子どもたちは、割と聞き分けが良いので説明すれば我慢することができます。一番、末っ子を説得するのに苦労はするのですが(笑)、その末っ子ですら、きちんと説明し、他の条件を提示することで納得してくれます。
それは大人にとっては良い子ですが、逆に自分の本当の気持ちを表出できなくなっているのでは?と考えることがあります。
そして、私自身が子どものころ、親に迷惑をかけてはいけない、どうせねだっても買ってもらえないから、と、欲しいおもちゃを我慢していました。わがままを言える状況じゃなかったのです。
そのときに私は我慢したのに、目の前の一人っ子は我慢することなく欲しいものを買ってもらえている――。
それが、イライラの原因なのではないか?と思いました。我がままを言って親を困らせてはいけない、という固定観念が私の中にあるんだなぁと。
私の中で、一人っ子はずるい!みたいな感覚が、最近芽生えていることに気づきました(笑) 世の中の一人っ子さん、ごめんなさい。これは私の勝手な事情で生み出された感情で、あなたたちが悪いわけではありません(笑)
子どもたちは、私が子どものころから持っている固定観念、思い込みを、私に思い出させてくれるありがたい存在です。
もし、イライラを少なくしたいのであれば、私の場合は「わがままを言って親を困らせても良い」という、真逆の観念を自分に取り入れる必要があります。
真逆の観念を取り入れるというのは、なかなか難しいことですよね。最初は「我がままを言って親を困らせても良い!」と言葉を繰り返すだけでも良いでしょう。
あなたも、何か解消したい固定観念があったら、「〇〇しても良い」「〇〇でも大丈夫!」と繰り返し唱えてみましょう^_^
ここまで読んでくださってありがとうございました!