こんにちは、あおいわしです🐟
同居、別居に関わらず、若い夫婦の生活に手出し口出ししてくるお姑さんって、いますよね。
もしかすると、何言われても気にならないよ、という方もいるかもしれませんが、少数派ではないでしょうか?
「姑側に悪気はない気がする。でもどうしても気に入らない!」
そんな感情を持て余しているのではないでしょうか。
ではなぜ、口出しをされるのがそんなに嫌なのでしょうか?
姑に口出しされると嫌な気分になる理由
では、姑に口出しされると嫌な気分になってしまう理由について見ていきたいと思います。
嫌われるのではないかという不安
「家事は女がやるべきだ!」と言われても、あなたと旦那さんが家事を分担すると決めているのであれば、そうすれば良い。……はずなのに、なんかモヤモヤしますよね。
旦那さんは「言われたことなんて気にするな」と言うかもしれませんが、気になるものは気になる!
ではなぜ、旦那さんは気にならないのに、あなたは気にしてしまうのでしょうか?
それは、旦那さんは姑の実の息子で、あなたは実の娘ではないからです。
……ってそんなの当たり前なのですが、何を言いたいかといいますと、「姑から愛されていると実感しているかどうか」の違いだと、私は考えます。
つまり、あなたが姑に口出しされて嫌な気分になるのは、姑に愛されている自信がないから、ということです。
旦那さんは、姑から愛されている実感がある。それは、頭の片隅にもないかもしれませんが、長年の経験から、「姑は自分を裏切らない」というような安心感があるんですね。あなたも、実母になら何を言われても平気だったりしませんか?それは、実母からは愛されている実感があるからです。「言うことを聞かなくても、今までと変わらず愛してくれる」という自信があるんですね。
でもあなたとお姑さんとの関係は違います。
あなたは、「姑の言うことを聞かないと、姑に嫌われてしまうかも…」という不安があるんですね。本気で嫌われても良いと思っている嫁は、姑に何を言われても気にならないのではないでしょうか。
大人として、人として、認められていない気がする
「家事は女がやるべきだ!」と姑に言われ、「私たち夫婦は家事を分担することにしてるんです」と説明しても、納得してもらえないことってありますよね。本当は、姑に納得してもらう必要はなく、あなたと旦那さんとで、やりたいようにやれば良いのですが……どうしてモヤモヤするのでしょうか?
それは、姑に「一人前の大人だと認められていない」ような気がするからではないでしょうか?
子どものころは、あれやってはダメ、これは危ないと、いろいろ大人に口出し手出しされて育ちました。つまり、手出し口出しされるということは、相手は自分をまだまだ子どもだと思っている、と認識してしまうのです。
仮に、一人の大人として認められているのであれば、「大人がやることだから、自己責任」と放っておいてくれるはずです。
放っておいてくれないということは、姑にとって、あなたやあなたの旦那さんは、「姑がまだまだ管理してあげなければいけない子ども」と認識されているのかもしれません。そこまで考えていなくても、無意識に自分の管理下に置こうとしてしまうお姑さんがいるのも事実のようです。
自分が責められている気がする
「家事は女がやるべきだ!」と言われると、家事をやっていない自分が責められている気がするのではないでしょうか?
もしくは、家事を十分やっていたとしても「まだまだ足りない!もっとしっかり家事をしなさい!」と責められている気がしてしまうこともあるでしょう。
本当は、誰に責められようが、けなされようが、自分たちが良ければそれで良いのです。特に家庭内のことなんて、本人たちが良いと思っているのであれば、他人が口出すのはおかしな話ですね。
「自分は悪くないのに責められた」という感覚があるため、嫌な気分になるのではないでしょうか。
嫌な気持ちを感じるのは悪いことじゃない
自分がなぜモヤモヤという気持ちを感じるのか……上記にヒントはあったでしょうか?
つまり、「姑に認めてもらいたい、嫌われたくない。でも自分のやりたいように生きたい!」という、心の葛藤が、モヤモヤを生み出しているのではないでしょうか。
人間誰しも、嫌われるよりは好かれた方が良いですよね。でももし、自分の意に反して姑の言うことを聞き、それを続けることで自分で自分をないがしろにし続けると……姑には好かれるかもしれませんが、自分が自分を嫌いになってしまいます。それは一番避けたいことです。
時には、姑に嫌われてでも、旦那さんと自分の思う通りに生きる道を、思い切って選ぶことも必要でしょう。
姑に口出しされて嫌な気分になるのは、あなたの人生をもっと良いものにするためにはどうすれば良いかを考える機会になります。
人の顔色ばかりうかがう人生は終わりにしませんか?