人生を幸せに生きる方法、それは、自分の人生に責任を持つことです。
そしてそれは、自分で選んだ道を歩むこと、それを認識すること。
それだけで、人生は素晴らしいということに気づくことができます(*˘人˘*)
自分は不幸だと感じるのは、他人が準備した道を歩いているからかもしれません。幸せになるためには自分の道を進む必要があります。
他人の道から逸れて、自分の道に進みなおす方法をお話します(*˘人˘*)
たとえば『人生という列車』に乗っているとしましょう。
子どものころは、『人生列車』は親が敷いたレールを走っていました。良くも悪くも、親が乗せてくれた列車があなたの人生を作っていたので、幸せも不幸も、その列車の窓から見える範囲で、見て感じてきたんですね。
その列車に乗ったままで幸せな人生を謳歌し、一生を終える人もいるでしょう。
でも、大人になったあなたは、自分の意志で列車を乗り換えることもできるんです。
親が乗せてくれた列車は、あくまでも親が考える『幸せ列車』
親は、あなたの幸せを願って、「この列車に乗れば幸せになれるはず!」という列車を用意してくれます。
この学校に行けば…
この仕事をすれば…
こういう場所に住めば…
こういう人と結婚すれば…
親のアドバイスはいろいろありますが、それはあくまでも親が考える幸せであり、あなたが本当に幸せになれる道かどうかは、あなたにしか分からないのです。
私の母は、「医療系なら仕事がなくなることはない」と考え、医療系の資格を取ることを私に勧めました。そして当時の私は「なるほど、そうかもしれない」と思い、母の望み通り作業療法士の資格を取り、10年ちょっと勤めました。
私はその間、もちろん幸せでした。お金に困ることはありませんでしたし、運命の相手と出会い結婚し、子どもを授かることもできました。
でも、少し違和感を感じ始めたんです。
「私、本当にこの仕事をやりたいのかな…?」
と。
違和感を感じ始めてからは、その列車はどんどん『不幸な列車』になっていきました。
私の中では、
・この仕事を辞めたら、収入が足りなくなって生活できない!
・せっかく取った資格なんだから、使わなきゃもったいない!
・学校に行かせてもらって取ったのに、辞めるなんてできない!
という思いがありました。
せっかく親が乗せてくれた列車なんだから、降りることなんてできない。
そう思い込んでいたんですね。
「苦しい、つらい」は、『自分専用の幸せ列車』へ乗り換えるための下車のタイミング
でも、親が準備してくれた列車が、自分にとって最高とは限りません。最初は良かったけど、どんどん違和感を感じてくることもあります。
そんなときは、思い切って別の列車に乗り換えることで、今の違和感から脱することができます。自分専用の幸せ列車に乗り換えるんですね。
結婚もそうですね。最初は好きで結婚したけど、一緒に生活していくうちにどんどん違和感を感じ始めた。そんなときは、思い切って結婚生活を終わりにしても良いのです。
離婚しようと考えるとき、「この人と結婚するという選択は間違いだった」と思ってしまうかもしれません。そして、間違いを犯した自分を認めたくなくて、この結婚を正しいものにしたくて、結婚生活を頑張り続けてしまう、なんてこともあるでしょう。
でも、そうではないんです。当時の選択は、そのときはそれで正しかったんです。でも、今現在は違う答えが見えてきた。ただそれだけなのです。
でも、違う道に進むのは勇気がいりますよね。列車を乗り換えるとき、違う道に進むべきか悩んだときに、覚えておいて欲しい3つのことについてお話します。
変化を恐れない
苦しい、つらいと感じているときは、「何かが違うよ!何かを変えよう」というサインです。苦しくもつらくもなければ、現状を変えようとしないのが人間。何かを変えるのは労力が要りますからね(^^;
つまり、苦しい、つらいは「幸せになるためには何かを変えてね」と教えてくれているんです。
変化を恐れてはいけません。
私の場合、「作業療法士で違和感?だったら仕事を変えてみたら?」という感じですね。
ここで、
仕事変えたら本当に幸せになれるのかな…?
変えて不幸になったらどうするの?
誰が保証してくれるの!?
と考えて、結局ぐるぐる考えるだけで行動しない人が多いのが現状です。
「この列車を降りて、乗り換えミスって駅に取り残されちゃったらどうしよう…」
そんな不安から行動できない人は多いのではないでしょうか。
回り道を恐れない
ただし、安心・安全ばかりを重視して、適切なリスクを取れないのも、それはそれで危険なんですね。
私の場合、違和感を抱えながらも同じ職場で働いていたら、ある出来事から仕事に行けなくなってしまいました。適応障害になってしまったんですね。行きたくても行けず、結局退職することに。
強制的に列車から降ろされてしまいました。
でも、そこで気づきました。
列車に乗り遅れたら、次の列車が来るまで待てば良い。
気に入る列車が来なければ、気に入る列車が来るまで待てば良い。
生活費や世間体を考えると、そんなにのんびり待っていられないよ!というのが現状かもしれません。でも、一番大切なのは自分自身、そして、自分の人生です。
世間体が最重要事項なのであれば、がんばる気力も湧いてくるかもしれません。本当に生活費がカツカツでどうにもならないのであれば、きっと同じ職場でも踏ん張ることができるでしょう。
でも、頑張れない、踏ん張れないのであれば、生活費や世間体よりももっと大切なものがあるということです。
回り道を恐れてはいけません。
自分の本当の気持ちに正直になる
自分専用の幸せ列車は、乗るだけで幸せになれます。
苦しい、辛い思いをしているということは、幸せ列車に乗るための準備が整ったということです。
ただし、準備が整ったとしても、乗らなければ幸せの方向へは進みません。
幸せ列車は、すんなり乗れる場合もありますが、ドアが重かったり、乗り方にコツが必要だったりします。「本当にこっちの方向だろうか?もしかしたら、戻った方が良いのかも…?」と不安になることもあります。
だけど、乗ってしまえば自動的に幸せの線路を走ってくれるのが、自分専用の幸せ列車です。
自分の本当の気持ちに正直になってください。
心の奥、潜在意識で望んでいる道に進むと、面白いくらいすんなりと事が運んでいくことがあります。もちろん、時々邪魔が入ったり、峠があったり、困難が全くないわけではありません。でも、自分がやりたい道に進んでいるときの困難は、乗り越える気力も湧いてくるでしょう。
何度も起こる「苦しい、つらい」は、『そっちじゃないよ』の合図
もし、自分専用の幸せ列車に乗り換えたのに、全然幸せになれない!と感じている場合、その幸せ列車はニセモノかもしれません。
仕事での人間関係が辛く、転職したけど、また似たような人間関係で辞めたくなった。
そんな場合は、職場が悪いのではなく、あなたの他人とのかかわり方に問題がある場合があります。そんなときは、職場を変えるのではなく、あなた自身が変化し、人との接し方を変えることで、ちゃんと幸せの方に向かって列車が進むようになります。
転職しても、離婚しても、何をやっても上手く行かない…。そんな場合は、今まで起こしていた変化(転職や離婚)を起こすのではなく、自分を変化させることに力を注ぎましょう。
あなた自身が変化することで、周りが少しずつ変化してくることを感じられるはずです。
まとめ
以上、自分専用の幸せの道を見つけることが、幸せな人生を歩むには必要だということをお話しました。
ロールプレイングゲームは、間違った方向に進んだとしても、村人などが「そっちじゃないよ」と言ってくれて、いずれ正規のルートに戻ることができます。あなたの人生にバグなんてありません。「そっちじゃないよ」の合図に従うことで、負のループからは必ず抜けることができます(*^_^*)
幸せになりたい方はこちらの記事もどうぞ(*’ω’*)