あなたのお姑さんは、嫁いびりをしたり、あなたを見てイライラしたり、していますか?
もし、お姑さんが、嫁いびりをしたり、あなたを見てイライラしているようだったら、そして、あなたはそれを気にして「なんとか姑に気に入られよう」「姑の言う通りにしよう」と頑張っているのだとしたら、この記事をじっくり読んでください。
姑がイライラするのは、あなたのせいじゃない
姑に気に入られようと思っていろいろ頑張るのは、悪いことではありません。
きっかけは何でも、結果としては料理が上手くなったり、掃除ができるようになったり…良い結果につながるでしょう。
しかし、もしも頑張る理由が「姑の機嫌が悪いから、なんとか機嫌を取ろうとがんばっている」「姑が、なんだかんだと私のやることに文句を言ってくるんだけど…注意されたところから直してるんだけど、次々とダメ出しが増えるんです」と言う場合は、ちょっとその頑張り、待ってください!
姑が「あなたを見てるとイライラするの!」と言う場合――
そういう場合は、あなたが悪いのではなく、問題の原因は姑にあるのです。
よく、「〇〇さんが私をイライラさせる!」「〇〇さんのせいで悲しい気持ちになった」と他人を責めるのが人間ですが、その人の感情は、その人しか選択できません。
Aさんがイライラしたのなら、BさんがAさんをイライラ「させた」のではなく、Aさんが自分でイライラという感情を「選択」しているのです。もちろん無意識にですが。
Bさんは、Aさんがイライラする「きっかけ」は作ったかもしれませんが、BさんがAさんをイライラ「させた」のではありません。Aさんが、イライラという感情を自分で無意識に「選んだ」だけなのです。
人間は、他人の感情をコントロールできません。
自分の感情ですらコントロールできない気がしますけどね…(;’∀’)
コップに半分水が入っている状態を、「水が半分も入っている」と思うか「水が半分しか入っていない」と思うか…、という話は聞いたことがありますか?
「半分しか入っていない」と思うときは、「足りない」方に意識がいっています。
一方「半分も入っている」と思うときは、「足りている」方に意識がいっています。
「水が半分」という状況は変わりませんが、本人が足りている方に意識を向けるか、足りない方に意識を向けるかによって、捉え方が変わるんですね。
お姑さんは今、足りない方に意識を向けている状態です。
お姑さんの場合、あなたがコップに水を半分入れてあげたら「半分しか入れてくれないの?」と言い、さらに少し追加したら「これだけ!?もっと入れられるでしょ?」と言い、今度あふれるくらい注いであげると「なんでこぼしちゃったの!?」とイライラしているような状態ですね。
水は、あなたがたくさん注いでくれているのに、お姑さんは水をもらっているという事実は見ずに、あなたのあら探しをしたいだけなのです。
たぶん、とにかく文句が言いたいだけ。そういう気分なのです。
つまり、どんなにお姑さんの言うとおりにしたところで、お姑さん自身が「文句を言いたい気分」のうちは、あなたがどんなに言うことを聞いて尽くしたとしても、お姑さんのイライラは収まらないでしょう。
仮に、あなたが、お姑さんの言うことをすべて聞いて「完璧な嫁」になれたとしても、今のお姑さんはあら探しをして、そこをつついてくると思います。どんどん悪いところを見つけてくるでしょう。
そして、このイライラはあなたが「させている」のではなく、お姑さんが自分で「イライラを選択している」のです。
もちろん無意識だと思いますけどね。
そして、お姑さんがイライラを選択し続けるのは、きっと「何かが満たされていない」のだと思います。
あなたのお姑さんは、お舅さんとの関係は良好でしょうか?
お姑さんがお嫁さんだった時代に、姑にいじめられていたり苦労したりした経験が、あったりしますか?
お舅さんと不仲だったり、嫁時代に嫁いびりをされていたりすると、姑自身が幸せを選択できなくて困っているのかもしれません。
自分の問題と姑の問題を分けて考えよう!
姑の機嫌が気になってしまうのはとても良く分かります。でも、他人の機嫌をいちいち気にしていたら、あなたはあなたの人生を生きることができません。
思い切って、姑は姑、私は私、と、姑の不機嫌は無視してみましょう。姑がどう行動しても、何を言っても、あなたは、あなたが思う通りに行動して良いのです。
あなたが自分の幸せを自分でつかんでいるところを見て、お姑さんは嫉妬して、さらにいびりが悪化する可能性はあります。でも、それを気にしていつまでも、姑に合わせて不幸でいる必要はないんです。悪化するのであれば、そのお姑さんとは距離を置いた方が良いでしょう。
勇気をもって、最初の一歩を踏み出してくださいね(*^_^*)