人間性を高める

【固定観念を手放す】息子の発言からの気づき

主人から聞いた話ですが、先日小1長男が、自分は結婚しないと宣言したそうです。理由を聞くと、つまりは「結婚すると自由がなくなるから」とのこと。

小1でその発想!!(゚Д゚;)

と思いましたが(笑) どうやら、私と主人を見てそう思ったらしいのです(^^; まぁ当たり前ですよね、長男が知ってる夫婦というのは、私と主人か、舅と姑ですから。

その後、私も直接息子から理由を聞きました。本人の言葉は正確には覚えていないのですが、つまりは「ママが、家事をしているパパの邪魔をする(茶碗洗いをしているパパに抱きついたりする)から、パパが仕事に集中できない。だから結婚したら大変だと思った」といったニュアンスだったと思います。

主人はすっごく照屋さんなので(笑)、私からスキンシップを取ろうとすると怒ったような態度を取ります。「邪魔!あっち行って!!」みたいに。
私と主人の間では、主人が照れているからだと認識していますが、子どもたち、特に息子には「本当にパパが怒っていて、ママのことを邪魔だと思っている」ように見えるのかもしれません。

私は、その時は「息子が、その発言を外でしなきゃ良いけどな~…」という程度にしか思っていませんでした。

が、その数日後。

姑からも同じ話をされました。ただ、違ったのは、姑の認識。姑は「本来であればママがやらなきゃいけない仕事を、パパが代わりにやっているから、自由時間がなくなる」と言っていると認識したようでした。正確な姑の認識は分かりませんが、姑の言葉からは、私はこのように解釈しました。

ここでまず思ったのは、「あぁ、やっぱり人間って、自分の解釈の中で生きているんだなぁ……」ということ。

もしかしたら、息子の言葉自体が、私が聞いたのと姑が聞いたのとでは違うのかもしれませんし、私の認識が間違えているのかもしれません。でも、同じ発言を聞いて、微妙に違ったニュアンスでとらえているところが面白かったです(*´ω`*)

さすがに、舅や姑が見ているところで主人にベタベタ触ることはしておらず……(^^; 子どもたちがいる前では割とイチャイチャ(?)しているんですよ。姑がその事実を知らないことも、解釈違いの原因かな?とも考えられます。旦那が家事をやってくれているのは、姑も知っているので。

つまり、

私は旦那にベタベタくっついていることが多いので、私は【あぁ、小1長男は「ベタベタくっつかれるのが大変」と言っているんだな】と解釈した。

一方姑は、その事実を知らず、でも旦那が家事をやっていることは知っているので【あぁ、小1長男は「本来はママがやるべき家事をパパがやらなきゃいけなくなるのが大変」と言っているんだな】と解釈した。

って感じかな?

知っている事実と、固定観念とで、解釈はいくらでも変わってくるということが実感できました。

そして、今回の出来事で、私の固定観念も浮き彫りになりました。

母親・嫁・妻として家事はできるだけ私がやらなければならない。

少なくとも、姑にはそれを期待されている。

という私の固定観念が見えてきました。

本気で「家事も育児も男女平等でしょ?」と思っていれば、姑にどう解釈されていても気にならないはずです。でも私は今回、姑の解釈を聞いたときに「え゛……なに?その解釈…(;’∀’)」と思い、頭の中でぐるぐる渦巻いていました。

「小1長男がそう言ってたよ。面白いね!ね!?」みたいな感じで姑が私に言うのですが、それが「そこんとこどうなの!?まさかあなた、自分の旦那様にばかり家事やらせてるんじゃないでしょうね!?」と言われているような気持ちになってきたのです。

これは、心の奥底では、私は「旦那に家事をやらせるなんて、ダメな嫁だ」と思っている証拠だなぁと感じました。

よく考えたら、「結婚して自由がなくなる」のはお互い様ですよね(;´Д`) そこを2人で、お互いに我慢しすぎず協力していくのが夫婦ってもんでしょう(笑)

なんでこんなにとらわれているのかなぁ?自分(;’∀’)

また何度かはこの課題で引っかかりそうです(笑)

 

でもね、何度もこの課題で引っかかっては考え、自分の心の奥底と対話していくうちに、どんどん固定観念から解放されていっている気がします。やっぱり「嫌だなぁ」と感じる出来事は、無駄じゃないですね!(*´ω`*)

あなたも、「嫌だなぁ」と思う出来事があったら、ぜひご自分の心の奥底に眠る固定観念と対話してみてくださいね(‘ω’)ノ

ABOUT ME
あおいわし
旦那の実家の敷地内に家を建て、同居のような生活を送る三児のママです。心の葛藤→成長を繰り返し、今はいろいろありながらも、義両親とも仲良くやっています。この経験を活かし、今現在、嫁姑問題で悩んでいるお嫁さんのお手伝いをしたいと思い、ブログを書く日々です。