義両親との同居ってどんな感じ?
私でもやっていける?
同居をしている嫁の意見を聞いてみたい!
同居する場合の心構えとは…?
そんな疑問をお持ちのお嫁さんに読んでいただきたい記事です。
義理の両親と、同居しても上手くやっていけるかどうかって、とても心配で不安ですよね。
私の場合は、「自分は同居は嫌だけど、子どもたちの生育環境として考えると同居の方が良いかな?」という安易な考えで、同居に踏み切りました。
最終的には敷地内同居(敷地内に家を建て、寝るときだけ別のような生活)に落ち着いていますが、ここにたどり着くまでにはたくさんの葛藤と後悔、そして感謝の気持ちを経験しました。
性格も考え方も人それぞれですが、私の経験からアドバイスできることを、以下に書かせていただきたいと思います。
最初は地獄、慣れれば天国
私は他者と接するのが億劫だと感じるタイプなので、旦那以外の他人と同居するなんて、かなり高いハードルでした。生活習慣の違い、考え方の違い、地域差や、もちろんジェネレーションギャップもあり、たくさん怒りの感情を経験しました。
結婚したばかりで、旦那との関係もまだ深まっていない状態で、旦那の家族との関係も築いていかなければならない…。
今考えても地獄の日々でした…(^^;
怖がらせてしまったらすみません…。
でも、同居は地獄ばかりではありませんでした。
これまた義両親や自分自身の性格などにもよると思いますが、今現在の私は、同居して良かった!と思っています。
どういう点が良かったかといいますと、主に、困ったときに助けてもらえることや、子どもたちが人見知りしないこと、夫婦2人で育てるよりも多くの経験を子どもたちができること、などです。
嫁姑問題を通して、旦那との距離も縮まったように感じます。
また、私は一人で過ごすことが好きなので、子どもたちに邪魔されず一人で好きなことをする時間が必須なのですが、同居で、子どもたちがじぃじ、ばぁばに懐いていると、勝手にそっちに行ってくれて、一人時間を確保することができるのです^_^
同居して良かった点については、いくつか記事を書いていますので、そちらも併せてお読みいただけると嬉しいです(*˘人˘*)
同居は、最初は地獄のような苦しみがあるかもしれません。しかし、その地獄の状態は自分の努力次第で切り開いて行けることを学びました。そして、切りひらいた先には、天国のような幸せな時間が待っていました^_^
同居に向いているのはこんな人
では、いったい同居に向いてる人ってどんな人なのでしょうか?
以下の3つが当てはまる人は、同居をしても問題なく過ごすことができるでしょう。
自分は自分、他者は他者と割り切れる人
義両親との同居で困るのが、気を遣い過ぎてしまい疲弊したり、義両親が気を遣ってくれずに疲弊したり…。相手のイライラした気分に振り回されてしまったりと、相手との距離感に戸惑う人は、最初はしんどいなぁと感じるかもしれません。
他者との違いを受け入れられる人
上記と似ていますが、「私はこうだけど、姑はこうなのね」と、相手との違いを受け入れられる人は向いていると思います。逆に、「どうして姑はこうなの!?」と、相手との違いに戸惑う人は、葛藤が多い日々になりそうです。
誰でも良いから人と一緒にいたい人
私は一度も思ったことはありませんが、「とにかく誰か一緒にいて!」という人が、世の中にはいるようです。
よっぽど嫌いな人でなければ、誰でも良いから一緒にいて欲しい。
そういう人は、同居して家族の人数が多い方が、一人になる確率が減るので良いでしょう。
同居に向いていない場合はどうするの?
上記の3つを読んで、不安になってしまった方は多いのではないでしょうか。
「私、そんなことできない!」「全く真逆なんだけど…」と思った方、落ち込むのはまだ早いですよ^_^
私も、上記3つは全く当てはまりませんでした。他人の意見や気分に振り回され、「自分の意見が絶対正しいのに!」と頑なになり、他人と同じ空間にいることを好まない私は、完全に同居に向いていないタイプでした。
しかし、このような私でも同居で幸せになることができています。向いていなくても努力次第でどうにでもなるのです。
同居する場合の5つの心得
では、同居に向かない人が義両親と同居する場合、どんな点に気を付ければ良いのでしょうか?
以下に、同居する場合の5つの心構えを載せました。全部できるに越したことはありませんが、全部できなくても何とかなります^_^
自分軸をしっかり持つ
「私はこう思う」「私はこうしたい」というのをしっかり持っていると、義両親に何かを言われても落ち込んだりせずに過ごせるでしょう。
「私はこう思うんだけど…でも義両親が逆のことを言うんだよね…どうしよう(><)」となってしまいがちです。もちろん、義両親の意見の方が良いと思えば、それを受け入れることも必要です。
一番困るのは、「本当はこうしたいんだけど、義両親がそういうなら、納得いかないけどそうしないといけないのかな…?」と義両親の意見に従うこと。これをしてしまうと、どんどん義両親へ対する怒りや不満が溜まってしまいます。そうなると、本当に受け入れるべきアドバイスを、頑なに拒んでしまう可能性があります。
変化を恐れない
つい「自分はこうしてきたから」「自分の親にこう教わったから」と、頑なに自分のやり方を貫き通そうとしてしまうことって、ありませんか?
もちろん、「私のこだわりだから」というのであれば、それも良いでしょう。ただし、自分が変わってしまうことを恐れているがための抵抗の場合は、手放すことも必要かと思います。私がそうでした。
人間というのは、どんどん進化、変化していく生き物です。義両親のやり方の方が良いかもしれない、と感じたら、変化を恐れず、新しいやり方を受け入れる覚悟は必要だと感じました。
相手の自分と違う部分を受け入れる
人間はみな「自分が一番正しい」と思っているものです。別の言い方をすると、自分が正しいのだから相手が間違えていると思っているのですね。たぶん、姑も「自分が正しい、嫁が間違えている」と思っているでしょう。
これが、いざこざの原因です。
お互い様ではあるのですが(^^;
まずは自分だけでも、「私からすると私が正しいが、姑からすると姑が正しい」という考えを受け入れることができれば、怒りまで発展せずに済むのではないかと思います。
同居のメリットに目を向け続ける
とはいえ、どちらかのやり方に決めなければならないことは、同居であれば多々あるでしょう。その場合は、納得はいかなくても受け入れなければならないこともあります。
イライラ、怒りの感情が残ってしまったりするわけですね。
しかし、怒りの感情ばかりに目を向け続けると、同居生活は地獄のままです。
ある程度無理やりにでも、同居のメリットの方に目を向ける努力が必要です。
「無理やりメリットに目を向けるなんて、無理!」と思うかもしれません。そんなときは、とりあえず今の気分だけでも変えてみましょう。
思考は現実化します。マイナスなことばかり考えていると、人生はマイナスな方向へ進んでいくのです。デメリットの中にも、実はメリットが隠されていることがあります。
衝突を恐れすぎない
つい、「何事もなく、平和に時間が過ぎていくのが良い」と思い、自分が我慢することで衝突を避けようとしてしまいますよね。
ケンカなんてしてしまったら、取り返しのつかないことになりそうで怖い…。
その気持ち、分かります。私もそうでした(笑)
しかし、【雨降って地固まる】という言葉があるように、衝突したからこそ得られるメリットもあります。相手を良く知ることができるし、自分を知ってもらうきっかけにもなります。
衝突を避け、自分の中にイライラを溜めるよりも、「衝突も致し方ない」と割り切って、イライラを溜めない程度に本音を出せるようになると、同居生活がHappyなものになってきます。
それでも衝突を避けたい場合は、自分の固定観念を手放すことで幸せに近づくこともできます。
まとめ:同居すると人間的に成長できる!
以上、同居する場合の5つの心得をお伝えしました。
あなたが愛した旦那様を育てたご両親です。旦那様と縁あって結ばれたあなたは、幸か不幸か旦那様のご両親とも少なからずご縁があったのです。
このご縁は、望む望まないにかかわらず、魂の成長を促すために存在しているのではないかと、私は考えています。嫁姑問題をクリアすることで、人生の新しいステージに立てると思いますので、ぜひ向き合ってみてくださいね(*˘人˘*)
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