義両親との同居、同居まで行かなくても近くに住むことは、新妻にとっては精神的にかなりキツイですよね。最初のころはデメリットの方が目立つこともあるでしょう。
余計なお世話をしてくれたり、逆に心配になるようなことを言われたり……(^^;
しかし、子どもが大きくなってくると、メリットも感じるようになってきました。
仮に、普段は「こんちくしょーっ!(>_<)」と感じる義両親だったとしても、逆に近くにいてくれて助かった!と思えることもあるでしょう。
今回は、私が「義両親が近くにいてくれてよかった!助かった!」と思った出来事を3つお伝えします。
突然大やけど!機転を利かせた姑
子どもは、特に未就学児の間はよく熱を出しますよね。乳児湿疹が出たり、いろいろなトラブルがあり病院のお世話になることがしばしばです。
そんなとき、若いママは経験も浅いので、対処法が分からずオロオロするばかり、ということはないでしょうか?
もちろん、今はネットでなんでも調べられるし、夜中でも電話で症状を伝えると緊急で病院にかかったほうが良いのかどうか、アドバイスをくれるというサービスもあります。
ちょっとした発熱やケガなら、義両親の力を借りなくても平気だと感じているでしょう。むしろ、ちょっとした微熱で「病院行かなくて良いの?」とか、清潔にしていればキレイになる乳児湿疹で「病院に連れて行かないなんて、虐待だ!」とか、過剰に心配してくる義両親だったりすると、子どものことどころじゃなく、自分の感情との闘いになりますよね(^^;
しかし、それは子どもが結果的に大丈夫だったときの話。
うちでは、長女が4歳くらいのときに、カップラーメンをこぼして大やけどを負ったことがありました。「ぎゃーっ!」という声が聞こえたので様子を見ると、さっき出したカップラーメンがひっくり返っていたのです!太ももにこぼしたようでした。
一瞬「あれ?やけどってどうしたら良いの!?」とパニくる私。
そのとき、姑がたまたま居合わせたのですが……。
私はとりあえずズボンを脱がせようとしたのですが、「そっち持って!」と義母に言われるがまま長女を抱えてシンクまで連れてきて、ズボンをはかせたまま流水で幹部を冷やしました。
後で分かったことですが、ズボンをすぐに脱がせていたら、皮がベロンとはがれていた可能性があります(>_<)
姑の指示に従って最初に冷やしたことで、火傷はしたものの、皮がはがれてしまうようなひどい傷にはならずにすみました。
それと、うちには長女のほかに2歳下の長男、4歳下の次女がいるため、下2人を連れて、火傷した長女を病院に連れて行くのは、かなり大変だったと思います。が、その日は姑が、病院の手配をし、普段は数時間待ちの病院に連れて行ってくれて、すぐに帰ってきてくれました。
この時ほど、姑が近くに住んでいたことに感謝した日はありません(笑)
仮に、普段は「余計なお世話!あなたたちが子育てをしていたころとは、常識が違うの!」と思ったりしたとしても、咄嗟の判断は新米の私たちよりも、ベテランの姑の方に軍配が上がるなぁと感じました。
ちょっと悔しいかもしれませんが、そこは認めた方が、後々子どものためになると感じた出来事でした(*˘人˘*)
自然に触れる機会が増える
義両親の近くにいることのメリットとして、自然と触れ合う機会が増えるというものがあります。
あなたの義両親は畑を持っていますか?畑までないにしても、作物などを育てていたりしませんか?
中にはプランターなどでご自分で作物を育てている方もいると思いますが、私はあまり興味がないので、まったくやりません(;´Д`) 電子機器系は好きなのですが、自然とのふれあいは機会を与えられないとやりません。
しかし、義両親は畑や田んぼを持っており、仕事の合間に作物を育てています。
先日は、畑の一角を子どもたちに与え、「ここが君たちの畑だから、水やりよろしくね」とトマトやスイカを一緒に植えていました。
実際は、畑と家との間に距離があることもあって、子どもたちは水やりも何もやりませんでしたが(^^; 実際は舅が育ててくれましたが、それでも自分の敷地に作物がなっていることが嬉しいようで、せっせと収穫しに行っています。
私たち夫婦だけでは、畑に行くどころか外で遊ぶことも面倒で、家の中にこもりがちになるでしょう。しかし、義両親がいることで、子どもたちが外で遊んだり、畑で植物と触れ合ったりする機会を与えてもらえます。
私なんかは、大学に入学して一人暮らしするまで、キャベツとレタスを見分けることもできませんでしたが(ちょっとそれはヒドイ例かもしれませんが…(;’∀’))、うちの子どもたち(小3、小1、年中)は、葉っぱを見るだけで何の野菜か分かるようになりました。
夫婦だけでは与えることの難しい経験を、子どもたちにさせてあげられることは、義両親の近くに住むことのメリットだなぁと感じます(*^_^*)
マンパワー不足解消!一人時間が取れる
義両親と同居していると、なんといってもマンパワーが得られることが最大の利点でしょう。
実際問題、夫婦二人で子育てをしていると、完全なるマンパワー不足ですよね。あおいわし家の場合、長男、次女が「一人でトイレに行けないから付いてきて!」と言うので、トイレのたびに大人が一人取られ、その間家事がストップします。
宿題も、3人分を一人で見ていると、量も多いし間違いだらけだし、字が汚くて直させなきゃいけないし……「もう宿題出さないでっ!!」と叫びたくなります(笑)
休みの日くらいゆっくりしたい!と思っても、私は土日祝日が休みなので、子どもたちとまるかぶり。一人でゆっくりなんてする時間はありません。
そんなとき、義両親(実両親でも同じですが)が同居だと、助かることが多いです。
舅は勉強、特に算数を教えるのが好きみたいで、目の前で宿題をやってる子どもたちに、率先して教えてくれます。そこで算数は終わるので、あとは残りの国語などの宿題を見てあげるだけ。
姑は旅行が好きなので、夏休みになると必ずと言っていいほど、子どもたちを一泊二日の小旅行に連れて行ってくれます。その日は私と主人はお留守番。ふたりでのんびり過ごす時間ができます( *´艸`)
長期休暇ではなくても、たまに休みの日に子どもたちを連れ出して買い物に行ったり、裕んちに行ったりもしてくれます。私はというと、ついていくときもありますが、最近はお留守番して悠々自適な至福の時間を過ごしています(笑)
普段から義両親と良好な関係を築く努力は必要
以上、私が同居して良かったと感じたエピソードでした。
ここまで来るのは、険しい道のりでした(^^; 普段から良好な関係を築けるよう、そこそこは気配りもしていますので、努力の成果といったところでしょうか(笑)
「普段から気を配るなんて面倒くさい!疲れる!」と思うかもしれませんが、それは義両親だから気を配らなければならないのではなく、夫や子どもたちに対しても、それなりの気配りは必要です。
どうしても核家族だと、親である自分のワガママが通りやすくなり、家庭内で好き勝手しやすくなってしまいます。そこに義両親の目があることで、家族とは言え最低限の配慮を忘れずにいられるのではないか?と私は考えています。
女王様になってしまいがちなママさんは、同居することで他人の目を入れ、適正な家族関係を保つための監視役になってもらうのもアリですよ(*’ω’*)