義両親、特に姑と価値観が違い過ぎて困った経験はありませんか?
価値観って、ちょっと違うだけでもストレスなのに、真逆だったりしたら結構精神的にしんどいですよね(^^;
うちの姑は、「仕事よりも家庭優先!家族のためならなんでもできちゃうわ♪」というタイプです。
一方私はというと、仕事次第では「仕事をがんばりたい♪子どもたちのことは、誰か面倒みてくれるでしょ?せっかく同居にしたんだから!」というタイプ。
それから、よく世の中では旦那さんが家事をしていると、「うちの息子、可愛そうに…」という反応をするお姑さんって、まだまだいるようですね。姑の価値観が「家事は女がやるもの」というものに対して、嫁側の価値観は「家事なんてどっちがやっても良いじゃん。共働きなんだからさ~」という感じですね。
別に、価値観が違うだけなら問題はないと思うのですが、価値観が違うが故にグチグチ言われることで、精神的に参ってしまっている…。
そんなあなたに向けた記事です(*’ω’*)
価値観の違いは埋めなくて良い
価値観の違いって、埋める必要あると思いますか?
っていうか、そもそも無理ですよね(笑)
価値観なんて、自分で「私はこういう価値観を持つことに決めた!」と意識的に決めてきた人って、あまりいないと思います。本当はできるらしいのですが、なかなかレベルの高い技だと思います(^^;
だから、姑は姑で、自分が生まれ育った環境や、嫁ぎ先の影響で、今の姑が出来上がったんですね。
お姑さんというのは、たいていの場合は20歳以上年上なので、ジェネレーションギャップを感じるのは当然ですよね(;´Д`) だって、そもそも生きてきた時代が違うんですから!
同じ価値感を持っている方が稀だと考えても良いでしょう(^^;
お姑さんがお嫁さんだったころは、専業主婦が多い時代だったかもしれません。専業主婦が多いということは「女が家事をやるもの」という考え方がすんなり価値観の中に入ったことでしょう。お姑さんにもそれを求められただろうし、さすがに「旦那より先にお風呂に入ってはいけない」という時代ではなかったと思いますが(笑)、それでも旦那を立てなければいけない時代だったのではないでしょうか。
うちの舅は晩酌をしますが、おつまみからお酒まで、すべて姑が準備します。お酒がなくなると、姑がお酒を取りに行きます。
私なんかは、「自分しか飲んでないんだから、自分で取りにいったら良いのに……」と思うのですが、義両親はそう思わないようです(^^;
舅がお風呂に入るときも、脱ぎ捨てていくと、あとで姑が洗濯籠に入れる。下着やパジャマも姑が準備する。こういうご家庭、まだまだ多そうです。
お嫁さんのあなたすら、もしかしたらご主人にやってあげてるかもしれませんね。
私はそれこそ「自分のパジャマくらい自分で準備しなよ」と思う方なので、子どものものは準備しますが、旦那のものは一切準備しません。いや、一切ではないですね……。旦那が、たまに私の衣類を準備してくれるので(笑)、私もたまに準備してあげることがあります。
洗濯し終わった衣類をたたむのが面倒なだけですが(;´Д`)
まぁ、そんな感じなので価値観が一致しないのは、致し方ないことだということです。
鏡の法則
この世には鏡の法則というものがあって、「あなたが信じていないことは現実化しない」というものがあります(これは鏡の法則で合ってるのかな…?(;’∀’))。たとえば、私は「自分のことは自分でやるべき」という価値観を持っていますが、目の前には「姑になんでもやってもらって当然という顔をしている舅がいる」という現実があります。
自分のことは自分でやるのが当たり前とだけ思っているのなら、目の前には「自分のことを自分でやる人」しか現れないはずなのです。いたとしても、気にならないのだと思います。
だから私も顕在意識(自分で意識できる部分)では「自分のことは自分でやるべき」と思っているけど、潜在意識(深層心理、自分で意識していない部分)では「誰かにやってもらえると良いなぁ♪」とか「誰かにやってもらっても良いよね」と思っている部分があるのです。
これは理解しやすい例かと思いますが、ではもう一つ。
私は「家事は夫婦で分担した方が良い」と思っていますが、目の前には「家事は女がやるべき!」という姑がいます。ということは、私の中にも「家事は女がやるべき」と思っている部分があるということです。
「そんなはずない!」
と思うかもしれませんが、実際目の前にそういう姑が現れて、私に「家事は女がやるもの」と言い、私がそれを気にしているということは、あなたは潜在意識では思っているのです。家事は女がやった方が良いのかもしれない……だって、昔からそうだったんだもの……という思いが、少しはあったりしませんか?もしくは、家事は女がやるものというイメージは、少なからずあるのではないでしょうか。
潜在意識は自分で認識するのが、はじめは難しいので、「そんなはずない!」と否定したくなると思いますが、鏡の法則は、ちゃんとあります。
それこそ、私も意識できませんが、「床が固い」「氷は冷たい」というものも、潜在意識に組み込まれているから床が固くて氷は冷たいものとして存在する、という説もあります。このように、全人類共通認識のレベルまで潜在意識に組み込まれているので、「家事は女がやるもの」も、私の認識というよりは、日本人の集合的無意識みたいな感じなのかもしれません。
話しを戻しますが、イメージすらなければ目の前にその現実は現れません。
実際に、私の中には「家事は女がやるもの、いや、私はそうは思わないけど、そうした方が良いのかもしれない……そんな気がする」というのは、確かにありました。だから「姑は私に、家事を旦那に任せないで自分でやって欲しいと思っているはず」という考えがありました。
鏡の法則を知らないうちは、「なんで姑は私に家事を強要するの!?旦那がやったって良いじゃない!!」と怒りを感じていましたが、鏡の法則を知り、「あぁ、私がそう思っていたのか」と気づいてからは、姑からのプレッシャーを感じることはほとんどなくなりました。
旦那が家事をやっているところを見られても、ビクビクしなくなったんです(笑)
自分の内側と対話してみよう
もし、あなたが姑との価値観の相違で苦しんでいるのでしたら、姑のどこに怒りを感じるのか、じっくり自分に聞いてみてください。「自分にはないのに、姑が持っている価値観」と思っていたものが、実は自分の奥底にあるかもしれません(*˘人˘*)