結婚すると、多かれ少なかれ必ず起こる嫁姑問題。
中には、姑との関係悪化が離婚の原因につながったという夫婦もいるほどです。
好きな人と一生添い遂げるつもりで結婚したのに、好きな人の母親のせいで離婚なんて……。
そんな、今現在、嫁姑問題で苦しんでいるあなたに、嫁姑問題を解決するたった一つの方法をお教えします。
嫁姑問題を解決する、たった一つの方法
嫁姑問題を解決する、たった一つの方法、それは、
あなたの魂を成長させることです。
ちなみに、私は多くの日本人同様、特定の宗教に属しているわけではありませんが、スピリチュアル系の考え方は好きです。
そんなヤツが書いていることが前提となりますが……
あなたの魂を成長させるしかない、つまり、あなたが変わるしかないんですよ、という内容についてお話します。
どうして「自分が変わるしかない」の?
「だって、姑ってこんなことしちゃうんだよ!?あり得ないよね!?」
「旦那がもっとこうしてくれれば、私はもっと心穏やかに過ごせるのに……っ!」
その気持ちは、とても良く分かります。結婚したてのころの私は、そういう気持ちでいっぱいでした。
・姑ってあり得ない!常識外れもはなはだしい(; ・`д・´)
・旦那は鈍感すぎ!なんで分からないの!?
・私の実家なら、こんなことにならないのに!!
アパート暮らしから完全同居になり、敷地内同居へと移行したのですが、毎日(っていうのは言い過ぎですが)怒り大爆発でした(;´Д`)
ずっと、私以外の誰かが悪いから、私はこんなに苦しいんだと思っていたわけです。
頭では、相手だけが悪いなんてことはない……そう考えるんですよ。
完全に姑や旦那が悪いと思っている訳ではない。むしろ、私にも至らないところがあるから、姑にも旦那にも迷惑をかけている。
だからお互い様なんだ、と。
でもね、ふとした拍子に出てくるんですよ、とても黒い感情が……(゚Д゚;)
お前らがこんなだから、私が苦しいんだーーっ!!
バカやろぉ~~~っ
ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
ってね(笑)
もちろん、「これはやっぱり相手のせいじゃん!」っていうことは、あります。
だけど、仮にそうだったとしても、「姑が悪い」と言っていて、問題は解決しますか?
残念ながら、しないですよね(^^;
旦那さんに「もっとこうしてちょうだい!」と訴えて、問題は解決しましたか?
もちろん、解決することもあるでしょう。旦那さんに訴えるのも手ではりますね(笑)
ただし、「そもそも旦那が協力的じゃない!」とか、「旦那にもイラっとしてしょうがない!」とか、そういう場合も多いでしょう。
そんな時に頼れるのは、結局は自分自身しかいないのです。
よ~く考えてみてください。
あなたが自分でコントロールできるのは、お姑さんですか?旦那さんですか?
いやいや、あなた自身しかいないですよね?
もちろん、「感情まではコントロールできません!」という方が大半でしょう。
でも、身体は、障害等なければ、ある程度は自由に動かせますよね。
お姑さんや旦那さんの身体は、あなたの意思で動かせないけど、あなたの身体はあなたの意思で、ある程度は動かせます。
そう、あなたができることは、あなたを動かすことだけなのです。
つまり、何か状況を変えたければ、あなたが動くしかないのです。
逆に言えば、あなたが動けば、周りも動く(変わる)のです。
たとえば、普段は夕飯をあなたが作ってる場合、あなたが夕飯を作らなかったら(普段と違った動きをしたら)、誰かが夕飯を作ると思いませんか?
もしくは、誰も夕飯を食べないか(笑)
いつもは出されたものを食べる人が、作らないまでも、適当に台所を漁るという行為をしなければならなくなります。
あなたに文句を言うかもしれませんが……良いか悪いかは別として、周りが動き(変わり)ましたよね?
あなたが動けば、周りも何かしら変わらざるを得ないのです。
何が言いたいかといいますと……
愚痴ってるばかりじゃなくて、「こうなったら良いのになぁ」と妄想してるばかりじゃなくて、何かしら行動をしてみませんか?ということです。
行動してるのに変わらないんだよ~( ノД`)シクシク…
と言う場合は、下記の記事をご覧ください(*˘人˘*)
魂を成長させると、どうなるの?
では、魂を成長させると、いったいどうなるのでしょうか?
そもそも、魂というのは成長するものなのでしょうか?
考え方にもよるとは思うのですが……。「魂は、それ自体で完璧だから、成長するという概念はない」という感じの解釈をする人もいますし、厳密に言えばそうなのかもしれません。
が、私は「成長すること」にワクワクするので(笑) あえて「魂を成長させる」と表現させていただきます。
余談ですが……
私は死後の世界やスピリチュアルや、そういった「目に見えない世界」にとても興味があり、本やネットでいろいろ調べたり、考えたりした時期がありました。
・魂は成長するの?しないの?
・神さまって存在するの?しないの?
白黒ハッキリつけたい!と思っていたのですが、それを繰り返しているうちに疲れてきまして(笑)
ふと思ったんです。
「自分が信じたいことを信じれば良いんだ」と。
魂は成長するのかしないのか、実際はどうだか分からないけど、私が「魂は成長した方が良い」と思えば、成長するものだと解釈すれば良い。
神さまはいるのかいないのか分からないけど、「神さまがいた方が楽しい」と思えば、神さまがいる前提で生きたら良い。
だから、輪廻転生(人間は死んでも、また生き返る)とか、魂を成長させるために何度も人間に生まれ変わるとか…
私は「それ良いね!」と思っているので、その考えを採用しています(笑)
だって、本当のことなんて、人間として生きている私には分からないことですからね(;´Д`)
話しがそれましたが…
「魂は、努力すれば成長する」と仮定して、ではいったい魂が成長すると、どんな良いことがあるのでしょうか?
私の経験をお伝えします(*’ω’*)
今まで問題だと感じていたことが、「問題」じゃなくなる
小学生のころの悩み、覚えていますか?私はお尻が大きいことと、毛深いことが悩みでした(笑)
が、今はそれらの悩みはありません。
子どものころの悩みって、振り返ってみると「なんであんなことで悩んでたのかな?」と感じませんか?
魂が成長してくると、それと同じことが起こります。
今まで、姑の発言がいちいち気に障っていたのに、「あれ?似たようなこと言われたのに、全然気にならない!」という状態になります。
例えば、私の場合は、私が料理をしていると、勝手に義母が味を変えたりしていました。私が作った塩味の野菜炒めを、なぜだか断りもなくカレー味にしてしまったり(゚Д゚;)
当時は「はぁ!?何してくれとんじゃーっ!!!」と思っていましたが、同じことをされても「あ、またやってる…」程度になり、終いには義母が私の料理に手を出すことがなくなりました。
料理の腕が上がったから…?(笑)
この例だと、ちょっと分かりにくいかもしれませんが、他にも体験談がありますので、後程記事にしますね^_^
周りの人が優しくなる(変わったように感じる)
上記の料理の時もそうでしたが、自分が変わってくると、周りが変わります。
いや、周りが変わることを期待していると違った結果になりそうですが…なんていうか、「自分が成長したら、結果的に周りが変わったように見えてくる」というニュアンスです。
料理の味を変えられて怒っていたときは、義母は何度も私の料理の味を変えに来ました(;’∀’)
でも、「あぁ、またやってる」程度に感じるようになってくると、そのうち私の料理に手を出してくることがなくなりました。
諦めたのか?私の料理の腕が上がったのか…?
原因は分かりませんが(笑)
さらに、今まで料理の感想を言ったことがなかった義母が、私の料理を「これ、おいしいね!」と褒めるようにまでなったのです( ゚Д゚)!!!
いや~、びっくりしましたよ、この変化には(笑)
ただ、「私ががんばれば、みんな優しくなるんだな!?」と思ってがんばっても、良い結果は生まれないかもしれません。これだと、「相手を変えること(優しくなって欲しい)」が目的になっているので。
上記の例は、私の心が変わった(料理の味くらい、義母の好きにしてもらっても良いか~。そういえば、私あまり味にこだわりないし。美味しければどっちでも良いよね~(*´ω`*)みたいな気持ちになった)ことで、義母の対抗心(だったのかな?どんな気持ちで味を変えていたのか、未だに分かりません…)が和らいだのかな?と思っていますが、真実は分かりません。
でも、自分の心がおおらかになると、相手のことを受け入れられるようになり、結果的に相手の態度が変わるんですよね~。
不思議(笑)
家族(関わる人)全体が良い循環に巻き込まれる
義母との関係が改善してきたら、今度は義父と衝突しました(笑)
内容は割愛しますが、その衝突の後、今は良い関係が築けています。
感覚的にお分かりかと思いますが、一か所悪い関係がほどけると、どんどん良い関係の連鎖が始まるようなんですよね。家全体が、なんとなく「良い雰囲気~(*´ω`*)」になってきました。
努力しても、目に見える結果を得られるかどうかは分かりませんが、努力によって魂の成長は確実に得られる、ということですね(*^_^*)
魂を成長させる方法
では、魂を成長させるにはどうしたら良いのでしょうか?
日常生活を丁寧に送る
魂を成長させるって、地味な作業なんですね。
もちろん、これが唯一の正解だ!とは言えません。いろんな方法があるんだと思うんです。これは、私の知識と経験から得られた結果です(‘ω’)ノ
少し丁寧に説明しますと――
そもそも、地球に生まれてきて、地球で生きること自体が「魂を成長させるための修行」とも言えます。
子どものころから比べると、大人の自分は「あぁ成長したなぁ、大人になったなぁ」と思いませんか?子どものころから比べると、成長しているんです。心も身体も。
で、第1段階の成長はクリアするわけですが…
大人になると、自分の成長を感じられる機会って減りますよね。
社会人になりたてのころは、会社の仕事が少しずつできるようになってきて成長を感じます。が、慣れてくると毎日同じ作業の繰り返しのような感覚に陥りませんか?
私はそうでした(笑)
なぜ、「日常生活を丁寧に送る」ことが、魂の成長につながるのか…?
それは、日常生活で起こる出来事を、細かく細かく見ていくと、実は成長してるんですよ、私たち!
うちの実例を挙げると、こんな感じです↓↓↓
①問題が起こる
小さな小さな問題なら、毎日何かしら起きていますよね?問題と感じないくらい、些細なことを拾い集めると、意外とありませんか?
例えば、朝自分が寝坊したので、子どもを起こすのも遅くなり、結果的に出社がギリギリになってしまった。
という場合を考えてみます。
②それと真剣に向き合って解決する
事の発端は、自分が寝坊したことですが、よくよく考えたら、子どもたちの準備が遅かったせいもあるかもしれないと気づきます。
いつもは、服が汚れたら大変だと思い、ご飯を食べた後に着替えさせていたけど、ご飯を作っている時間、子どもたちはヒマそう…。その時間に着替えさせたら、時間の節約にならないだろうか…?
というわけで、自分がご飯を作っている間に、子どもたちには着替えやらなにやら、学校や保育園に行く準備をするよう声を掛けます。
すると、ご飯ができたころには子どもたちの準備もできていて、ご飯を食べ終わったらすぐに出発できるようになりました!
③その出来事から気づきを得て、それを素直に受け入れる。
朝の準備の順番を変えたらうまく行きました。
この出来事で、私は、「子どもたちは、意外と自分でなんでもできるんだ」ということに気づきましたし、後になって気づいたことですが、「私が早く起きれば、子どもたちも早く起きる。今まで子どもたちが寝坊していたのは、私が起きるのが遅かったから」だということが分かりました。
子どもたちは、「私が起こしてあげないと起きられない」と思い込んでいましたが、私が早く起きることで、次々と勝手に起きてくるようになったのです。
④今後の人生に活かす
この出来事ひとつで「この経験を、これに活かそう!」みたいなのは、なかなか思いつきませんが……こういう「あ、そうか!」をたくさん経験すると、「なるほど、こういうことか!こうすれば良いのか!」と、スッと入ってくるときが来るはずです(*´ω`*)
これで、魂のレベル+1です。
魂を成長させるって、そんな簡単なことで良いの?と思いましたか?(笑)
瞑想とかも、できるならやった方が良いのかもしれませんが、私は続きません(;’∀’)
それよりも、こういう日常生活のちょっとしたことから気づきを得て、「あ、そうか!」を増やし、改善していくことは、幸せな人生を送るための近道なんじゃないかな?と思っています^_^
自分の感情と向き合う
「自分の感情と向き合う」とは、どういうことなのでしょうか?
たとえば、姑に何かを言われてカチンときたとき、あなたはどうしていますか?
我慢する人、言い返す人、さまざまだと思います。
私は、姑の前では我慢して、旦那に愚痴るタイプでした。
うちの旦那はありがたいことに、愚痴を聞くだけなら黙って聞いてくれるので、とにかくひたすら愚痴を言っていた時期がありました。
旦那は何か返事をしてくれるわけでもなく、本当に聞くだけ(笑)
同意もしてくれないけど、否定もしませんでした(;’∀’)
時には感情が爆発して怒鳴ったりもしたし、物にあたったりもしました(^^;
いや~今思えばひどい嫁でしたよ(笑)
よく離婚しないでいてくれたと思います(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン
でも、それを何度も繰り返して分かったんです。
一度自分の感情・考え・思い…言葉はどれだか分かりませんが、自分の中に貯まっているモノを吐き出しきると、冷静になれるんですよ。
で、冷静になると自分を客観的に見れるようになります。
そこで分かりました。
「あぁ、私は姑に認めてもらいたかったんだなぁ…」とか、
「良い嫁と思われたかったんだなぁ…」とか……。
自分の怒りの正体が見えてくるようになったんですね。
この、「自分の怒りの正体を知る」というのが大切だと、私は考えています。
それが分かったら、それを受け入れてあげるだけ。
受け入れるというのは、「そうだ、自分は姑に認めてもらいたかったんだ!」と納得する必要はなく、ただ、「そういう感情も自分の中にあったんだな~」と、感情の存在を認識してあげるだけで良いのです。
私の場合は、納得するのがとても難しかったんです。
なんでしょう……恥ずかしいとか、「私はそんな弱い人間じゃない!」という変なプライドとかがあるんですかね?
なんか「姑に認めてもらいたかった」なんて認めたくないんですよね(笑)
だから、「そいういう感情が私の中にもあったのかも…?」程度で大丈夫です。私はそうでした(笑)
そんな場合でも、何度も繰り返すうちに自然と受け入れられるようになっていましたし、「受け入れたぞ!」と自分が思っていなくても、目の前に現れる出来事が問題だと感じなくなってきました。
固定観念を手放す
自分の感情と向き合うことで、自分の固定観念に気付いてくると思います。
固定観念とは、
固定観念(こていかんねん)は、固着観念(こちゃくかんねん)ともいい、他者の意見や状況の変化に応じず、そして行動につながっているような観念のこと
Wikipedia
とのこと。
姑世代は「家事は女がやるもの」と思っている人が多いと思いますが、これも固定観念です。共働きが多い今の世の中では、家事は女性だけがやるものではなくなってきていますよね。
たとえば、「掃除は毎日やらなければならない」「ご飯は手作りじゃないとダメ」というような思い込みはないですか?
掃除は毎日やった方が良いのは当然ですが、一週間やらなかったからといって生活できなくなるわけではありません。イライラして八つ当たりしてしまうくらいだったら、一週間掃除しないでも心穏やかに過ごせた方が良い、という場合もあります。
「姑がいちいち子育てについて口出ししてきてむかつく!」とイライラしたときは、「別に姑の言うとおりにしなきゃいけないわけじゃないし、放っておけば良いじゃん」と気づくことができれば、心穏やかに過ごせます。
魂を成長させて、嫁姑問題から解放されよう!
嫁姑問題を解決するには、あなたが人間的に成長すること、魂を成長させることが必要だというお話をしました。
義家族との衝突は、できれば避けたいですよね。でもどうしても起こってしまう…。その理由は、こちらの記事で解説しています。
「そう言われても……もう疲れちゃったよ( ノД`)シクシク…」
という人は、こちらの記事をお読みください。
一緒に、穏やかな日々を目指して進んでいきましょう(*^_^*)